決済大手Square(Block傘下)が2026年10月14日、セルフ注文端末「Square Kiosk」を発表しました。21.5インチのタッチ画面と、会話型の音声AIを組み合わせた端末です。

何ができるのか
音声の層が店舗のメニュー全体を理解し、その場で応答します。客は「おすすめは」「ベジタリアン向けは」「この具材を替えたい」といった聞き方をそのまま話せます。混雑した店内でも拾えるよう、指向性マイク3基と騒音を抑える処理が入っています。人感検知や会員プログラムとの連携、非接触・挿入・暗証番号による決済も備えます。
料金と条件
本体は1,999ドルで、1台あたり月99ドルのソフトウェア利用料が必要です。Square PlusまたはPremiumの契約が前提となります。提供は米国に限られ、対応言語は英語のみです。日本を含む他国への展開時期は示されていません。
業界への影響
発表当日、飲食店向け端末を手がけるToastの株価が下落しました。競合がひしめく分野であり、差別化点は音声の対話力に置かれています。Google Cloud Speech to Textのような音声認識を組み込んだ店頭システムは、これまで実証の域を出ていませんでした。
編集部の見解
セルフ注文の使い勝手は、メニューが多い店ほど落ちます。階層をたどる操作が負担になるためです。音声で目的の商品に直行できるなら、この弱点を補えます。日本の飲食店が検討する際は、騒がしい環境での認識率と、注文を取り違えたときの扱いを先に確かめたいところです。ElevenLabsのような読み上げと違い、聞き取りと応答の両方を店頭でこなす点が難しさでもあります。
my-best.ai 編集部
出典:Square(プレスリリース、2026年10月14日)
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