MCPサーバーを1つにまとめる:接続先の整理と権限の決め方5手順

best

UXリサーチャー/AIツール評価
MCPサーバーを1つにまとめる:接続先の整理と権限の決め方5手順

チャット用に1つ、コーディング用に1つ、社内検索用に1つ。AIツールごとにMCPサーバーを分けて作ると、同じアプリの設定を何度もやり直すことになります。Zapierは、1つのサーバーに複数のクライアントをつなぐ形を用意しました。設定と履歴が1か所に寄るぶん、権限の置き方も1回決めれば済みます。

MCPサーバーを1つにまとめる:接続先の整理と権限の決め方5手順のポイント

手順1:残すサーバーを1つ決める

いま使っているサーバーを並べ、いちばん設定が多いものを残します。記事では、残すものを決めて他のクライアントをつなぎ直す形が示されています。古いサーバーは削除するまで残るため、移行中に元へ戻せます。どのサーバーを残すかで迷うなら、接続しているアプリの数が多いほうを選ぶと移行が短く済みます。

手順2:アプリとアクションを1か所に足す

残したサーバーに、使うアプリとアクションをまとめます。複数のツールから使うアプリは、ここに入れておけば個別に設定する必要がありません。記事では、顧客対応のツールを例に、追加した時点で複数のクライアントから使えるようになる点が説明されています。スキルのように、書き足すほど効くものも同じ場所に置きます。

手順3:クライアントを1つずつつなぐ

mcp.zapier.com で対象のサーバーを開き、Clients タブから Connect client を選び、一覧からAIツールを選びます。1つのクライアントは同時に1つのサーバーにしかつながりません。別のサーバーについていた場合は、Swap client で切り替えると元のサーバーから外れます。つなぎ直したあと、そのツールから実際に1回呼び出して確認します。

手順4:モードをサーバー単位で決める

モードはサーバー側の設定で、そこにつないだクライアントは同じモードを使います。管理モードにすると、実行できるアクションを側で選べます。記事では、メッセージの投稿先のような項目を固定できる点も説明されています。スキルはエージェントモードでのみ動くため、管理モードでは共有されません。ここを知らずに一つに寄せると、使えるはずの機能が消えます。

手順5:分けておくべきものを残す

1つのツールだけが使う道具やスキルがあるなら、そのツールは専用のサーバーに残します。記事も、その場合は分けたままにするよう書いています。アカウントやワークスペース側の制限は、どのクライアントにも同じようにかかります。まとめる範囲は、権限を揃えてよい範囲と同じです。用語の定義はMCPのページで確認できます。

FAQ

Q. つなぎ直すと、これまでの設定は消えますか?

A. サーバー側の設定は残ります。クライアントは元のサーバーから外れるだけです。ただし、そのクライアントが別のサーバーのモードで動いていた場合、モードは移行先のものに変わります。

Q. 誰がクライアントを追加できますか?

A. 記事では、サーバーに対する所有者か編集者の権限が必要とされています。権限がない場合は、サーバーを持つ担当者に依頼する形になります。

出典

出典:Zapier「1つのZapier MCPサーバーをすべてのAIツールで使う」(原題 Use one Zapier MCP server across all your AI tools、Joe Stych、2026年10月20日)

あわせて使いたいツール

本記事の手順を実際に回すときに、候補になるツールを挙げます。いずれも無料から試せる範囲があり、料金や機能は各サービスの公式情報で確認してください。

  • Zapier:MCPサーバーの画面で接続先をまとめられる
  • Claude:クライアント側として接続し、呼び出しを試せる

関連ガイド

同じ時期に公開した実務ガイドと、用語の定義ページです。手順の前提が分からない場合は、用語ページから確認してください。コピーして使える依頼文が欲しいときは、プロンプト集も参照してください。

編集部の見解

まとめる利点は、設定の手間より履歴のほうが大きいと思います。どのツールが何をしたかが1か所に残ると、あとから原因を探すときに見る場所が1つで済みます。ただし、モードの扱いは注意が要ります。管理モードに寄せた瞬間にスキルが使えなくなるため、スキルに依存した運用をしているなら、そのツールだけ分けたままにする判断が要ります。まとめること自体を目的にしないほうが安全です。



メールマガジン

最新のAI情報をメールで受け取る

新着のAIツール比較・ランキング・ニュースを、まとめてお届けします。

ご登録後、確認メールをお送りします。配信停止はいつでも可能です。

週1回・無料

AEO診断・AIクローラー最新情報を、
週1回お届け

AI Botの仕様変更やAEO対策のノウハウ、よくあるトラブル事例を編集部が厳選しメール配信。いつでも配信停止可能です。

  • 新Bot・仕様変更AIクローラーに新しいBotが追加されたとき、判定仕様が変わったときの速報
  • 障害事例と対処AEO診断で多い障害事例と、その対処方法を実例で解説
  • AEO活用術Web制作会社・SEO担当者向けのAEO活用テクニック

登録により 利用規約に同意したとみなされます。確認メールのリンクを押すと登録が完了します。

My-Best.AI|AIツール比較・ランキング・おすすめ最新AI情報
Logo