Sudowriteは、フィクションを書くためのAIツールです。汎用のチャットAIに「小説を書いて」と頼むのとは、構造が根本的に違います。1か月、短編を2本、プロットから初稿まで通しました。設定と本文を分けて持てるのが、いちばんの差でした。
設定資料が効く
登場人物、世界観、文体の見本を登録しておくと、生成がその前提を参照します。章が進んでも人物の口調がぶれにくい。長く書くほど、この蓄積が効いてくる設計です。場面の描写だけを膨らませる、会話だけを提案させる、といった部分的な使い方がしやすいのも助かりました。
文章の癖は残る
比喩がやや過剰で、感情の説明が説明的になりがちです。日本語のリズムも、そのまま使える水準とは言えません。「初稿の塊を作る道具」と割り切るのが正しい付き合い方で、仕上げは自分で書く。この前提を外すと、作品の声が均質になります。
料金
月額制で、生成量に応じたクレジットが配られます。書き続ける月と書かない月の差が大きいので、執筆の山場にだけ契約する使い方が合理的。無料で試せる範囲は限られるので、まず短い場面で相性を見るのが無駄がありません。
まとめ
小説を書いたことがない人が、これで書けるようになるわけではありません。書いている人が、止まったときに進めるための道具です。構成を考えている時間が長い人ほど、価値を感じるはずです。
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