Motionを実際に使ってみた評価レビュー【2026年最新】AIが予定を組み直す実力と料金

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UXリサーチャー/AIツール評価
Motionを実際に使ってみた評価レビュー【2026年最新】AIが予定を組み直す実力と料金

Motion(モーション)は、登録したタスクをAIが空き時間に自動で配置し、予定が崩れるたびに組み直してくれるタスク・カレンダー管理ツールです。カレンダー、プロジェクト、タスク、ドキュメント、予約リンクが1つに入っており、「今日なにから手をつけるか」を毎朝考えなくて済む状態を作れます。編集部では、締め切りのある原稿作業と定例の準備を混ぜて2週間動かしました。無料プランはなく、7日間のトライアルはカード登録が必要です。本記事では2026年10月時点の公式情報をもとに、向き不向きと費用を整理します。

この記事の結論

  • 強みはタスクが「いつやるか」まで決まること。期限と所要時間から、実行可能な時間帯に自動で置かれます
  • 予定が押すと残りを自動で組み直す。手でカレンダーを直す作業がなくなります
  • 料金は個人 Pro AI 月49ドル(年払いで月29ドル)/チーム Pro AI 1席あたり月29ドル(年払いで月19ドル)/Business AIは個人 月69ドル(年払いで月39ドル)
  • 無料プランはなし。7日間トライアルはカード登録が必要で、自動で有料に切り替わります
  • 年払いは前払い・返金不可が原則。個人とチームで単価が違う点も契約前に確認が必要です

Motionとは?基本情報

Motionは、タスク管理とカレンダーを一体化したツールです。タスクに期限と所要時間を入れると、AIが空いている時間帯に自動で配置します。会議が入って予定が押すと、締め切りに間に合うように残りのタスクを後ろへずらします。カレンダー、プロジェクト、タスク、AIドキュメント、予約リンクが同じ画面にあり、外部のカレンダーとも同期できます。

編集部が最初に確認したのは、無料で試せるかという点です。Motionに無料プランはありません。7日間のトライアルがあり、申し込み時にカード情報の入力が必要で、期日までに解約しないと選んだプランが自動で課金されます。じっくり試したい場合は、トライアル開始日を手帳に書いておくことをおすすめします。

項目 内容
提供元 Motion(米国)
提供形態 Webアプリ、iOS/Android、デスクトップアプリ
主な用途 タスクの自動スケジューリング、カレンダー管理、プロジェクト進行、予約受付、AIドキュメント作成
中心機能 AIタスクプランナー、AIカレンダー、AIプロジェクト、AIドキュメント、AIライター、予約リンク
AI利用量 Pro AI 7,500クレジット/席/月、Business AI 15,000クレジット/席/月(超過は従量)
無料プラン なし。7日間トライアルのみ(カード登録が必要、自動更新)
席の単位 1席、3席、5席、以降は5席単位。まとまった席数の購入が必要になる場合があります
セキュリティ SOC 2、GDPR対応。Businessは権限管理と監査系の機能を追加
料金 個人 月49ドル〜/チーム 1席あたり月29ドル〜(いずれも月払い)

近い領域のツールとしては、ClickUpはタスクと情報の集約、Reclaimは会議の集中時間の確保、TaskadeはAIエージェント込みのワークスペースという性格です。Motionは「決めた予定を、AIが守るように組み続ける」点に振り切っています。

編集部で試したのは、締め切りのある原稿3本(各90分)、定例の準備5件(各45分)、取材1件(120分)を同時に走らせる形です。初日に自動で置かれた予定のうち、手で動かしたのは1件だけで、残りは提案どおりに実行できました。2週間で締め切りに遅れた作業はゼロ、という結果です。ただし、これは「登録した所要時間が正しかった」から成立した結果でもあります。所要時間を実際より短く見積もると、AIは詰め込んだ予定を平気で作ります。

実際に使ってみた感想

タスクが「いつやるか」まで決まる

編集部では、締め切りのある原稿3本と定例の準備5件を登録し、所要時間をそれぞれ30〜90分で入れてみました。すると、空いている時間帯に自動でブロックが置かれ、朝の時点で「今日やること」が時刻付きで並ぶ状態になりました。手帳に書き写す作業も、優先順位を毎朝考え直す時間も要りません。タスク管理ツールの多くは「何をやるか」までしか決めませんが、Motionは「いつ」まで決めるところが違います。

予定が崩れたときの組み直しが効く

いちばん差が出たのは、急な会議が入ったときです。2時間の会議が飛び込むと、押し出されたタスクが自動で別の時間帯に移り、締め切りに間に合う形に並び替えられました。手でカレンダーを直す作業がなくなるため、予定変更のたびに発生していた10〜15分の調整が消えます。週に何度も予定が動く働き方ほど、この効果は大きくなります。ただし、AIの配置を毎回手で直していると、かえって時間がかかります。最初の1週間は提案を信じて任せるほうが、挙動の癖をつかめました。

予約リンクとドキュメントが同じ場所にある

打ち合わせの予約は、空き時間を自動で提示するリンクを渡す形になります。日程調整のメールを往復する手間が減り、決まった予定がそのままカレンダーに入ります。議事録や企画メモもAIドキュメントとして同じ画面で書けるため、「予定・作業・記録」が1つのツールでつながるのは、ツールを渡り歩くより楽でした。会議の記録を別ツールで取るならFireflies.ai、長文の下書きはClaudeやChatGPTに任せる分担も組めます。

AIクレジットの消費は「作業の重さ」に比例する

Pro AIは7,500クレジット、Business AIは15,000クレジットが月の枠です。要約や下書きのような1回のAI処理は数クレジット程度と案内されており、予定の自動配置そのものはクレジットをほとんど消費しません。編集部の2週間では、AIドキュメントの下書きを多用した日を除けば、枠の半分も使いませんでした。「毎日AIに長文を書かせる」使い方をしなければ、Proの枠で足りるという感覚です。逆に、議事録の要約や提案書の下書きを毎日回すと、超過が現実になります。

Motionの良い点

  • タスクに実行時刻が付く。期限と所要時間から、空き時間に自動で配置されます
  • 予定変更に追随して組み直す。会議が入っても締め切り優先で再配置されます
  • カレンダー・タスク・プロジェクト・文書・予約が1つ。ツールを行き来する回数が減ります
  • 予約リンクが標準装備。日程調整の往復がなくなり、確定と同時に予定が入ります
  • AIクレジットが明示されている。Pro 7,500/Business 15,000と上限が数字で示されます
  • チームのキャパシティ管理。Businessなら誰がいつ埋まっているかを横断して見られます

外部連携で補える範囲も広いです。タスクの元ネタをチャットやメールから拾うならMakeやZapier、集計や資料の数値処理はJulius AI、調査はGoogle GeminiやGrokに任せると、Motionは「時間の設計」に集中できます。タスク管理ツールの比較はClickUpのレビューも参考にしてください。

既存のカレンダーやチャットと併用する前提なら、Motionは「作業時間の設計」に絞って使うのが現実的です。会議の設定はGoogleカレンダーやOutlook側で行い、作業ブロックだけをMotionに任せる形にすると、同期の取り合いが起きにくくなります。ツールの役割を「予定を入れる場所」ではなく「時間を確保する場所」と決めると、運用が安定します。

気になった点・導入前の注意点

  • 無料プランがない。7日間トライアルはカード登録が必要で、自動で有料に切り替わります
  • 年払いは前払いで、原則返金不可。解約のタイミングを逃すと1年分の請求になります
  • 個人とチームで単価が違う。同じPro AIでも個人は月49ドル、チームは1席あたり月29ドルです
  • 席は1・3・5・以降5単位。6人なら10席分の契約が必要になる場合があります
  • AIの配置を毎回手で直すと、かえって手間が増えます。任せる範囲を決める必要があります
  • 料金は米ドル建てです。日本円の請求額は為替と税金で変わります

とくに2点目と4点目は、契約前に確認したい部分です。「年払いの総額」と「実際に必要な席数」を先に確定させてから申し込まないと、想定の倍近い請求になることがあります。まずは月払いで1〜2か月動かし、AIの組み方に納得してから年払いに切り替える順番が安全です。

もう1つ見落としやすいのが、外部カレンダーの重複です。仕事用と個人用の両方を同期すると、空き時間の判定が実際より少なくなり、予定が夜や早朝に押し出されることがあります。編集部では、仕事用のカレンダーだけを同期し、個人の予定は「集中時間」として手動でブロックする形に落ち着きました。同期する範囲を絞るだけで、AIの配置は現実的になります。

Motionの料金プラン

プランはPro AIとBusiness AIの2種類で、それぞれ個人向けとチーム向けで単価が異なります。年払いにすると負担は3割前後下がりますが、前払いになります。

プラン 月額(年払いの月あたり) AIクレジットと主な違い
Pro AI(個人) 月49ドル(年払いで月29ドル) 7,500クレジット/月。AIタスクプランナー、カレンダー、プロジェクト、ドキュメント、ライター、予約リンク、各アプリ
Pro AI(チーム) 1席あたり月29ドル(年払いで月19ドル) 個人版と同じ機能を、席単位で契約。席数は1・3・5・以降5単位
Business AI(個人) 月69ドル(年払いで月39ドル) 15,000クレジット/月。チームのキャパシティ計画、高度なダッシュボード、ガント、工数記録
Business AI(チーム) 1席あたり月49ドル(年払いで月29ドル) Businessの機能を席単位で。権限管理、集中請求、優先サポート
クレジット超過 100クレジット単位で従量 単価は契約形態で異なります。月ごとにリセットされ、翌月への繰り越しはありません
トライアル 7日間 カード登録が必要。期日までに解約しない場合、選択したプランで自動更新されます

料金・クレジット・席の単位は変更されることがあります。表示は米ドルで、日本円での請求額は決済時の為替と税金で変わります。年払いは前払いで、返金の条件は公式の規約を確認してください。本記事は2026年10月時点で確認できた公式情報にもとづく整理です。

実際の費用を、2つの利用像で試算します。①1人で使うなら個人のPro AI、月払い49ドル(年払い348ドル)。②5人のチームでPro AIを年払いすると、1席19ドル×5席で月95ドル、年1,140ドルです。ここで注意したいのが席の単位で、5人までは5席で収まりますが、6人になると10席分の契約が必要になる場合があります。人数が席の区切りをまたぐときは、年額が跳ね上がるため、先に総額を確認してください。

ClickUp・Reclaimとの違い

近い領域のツールは、情報の集約、予定の防衛、予定の自動生成という3つの方向に分かれます。どれを主目的にするかで選び方が変わります。

比較軸 Motion ClickUp Reclaim
中心の考え方 タスクを空き時間に自動配置する タスク・文書・目標を1か所に集める 集中時間と会議のバランスを守る
予定の組み直し 自動。締め切り優先で再配置 手動が中心 自動。集中時間の確保が中心
無料プラン なし(7日トライアル) あり(機能制限付き) あり(個人向けの無料枠)
料金の起点 個人 月49ドル(年払い月29ドル) 1席あたり月7ドル前後から 1席あたり月8ドル前後から
チーム管理 Businessでキャパシティ計画 多機能で得意 会議の負荷分析が中心
向く場面 個人の実行時間を最大化したい 情報を1か所に集めて運用したい 会議が多く集中時間を守りたい

判断の目安は「予定を誰が決めるか」です。自分で決めたいならClickUp、守りたいならReclaim、決めること自体を任せたいならMotionが候補になります。なお、料金は為替と時期で動くため、比較表の金額は契約前の目安として扱ってください。会議の記録や議事録の整備はFireflies.ai、資料づくりはNotion AIに任せると、Motionの役割がぶれません。

もう1つの判断軸は、予定を「見せる」相手がいるかどうかです。自分だけの予定なら自動配置の恩恵は大きく、逆に顧客や取引先と共有する予定が多いなら、外部カレンダー側の使い勝手を優先したほうが摩擦が少なくなります。Motionは「自分の実行時間を最大化する道具」と位置づけると、期待値がずれません。

Motionはどんな人におすすめか

  • 締め切りのある作業が同時に走り、毎朝の優先順位づけに時間を取られている人
  • 急な会議が多く、予定を組み直す作業が日常になっている人
  • 予約リンクとカレンダーとタスクを、1つのツールにまとめたい個人事業主
  • メンバーの空き状況を見ながら、案件を割り振りたいマネージャー
  • 手放しで予定を任せられる状態を、まず1か月試して確かめたい人

申し込む前に、次の5点を確認してください。

  • 締め切りのある作業が、同時に3本以上走っているか(1本なら効果は限定的です)
  • 急な会議で予定が崩れる頻度は週に何回か(多いほど組み直しが効きます)
  • 必要な席数はいくつか(1・3・5・以降5単位の区切りを確認します)
  • 年払いの総額を、前払いで出せるか(返金不可が原則です)
  • 解約予定日をカレンダーに登録できるか(トライアルの自動更新対策です)

導入は、次の4段階で進めると後悔が少なくなります。

  1. 1週間分のタスクを登録する:手元のToDoを、期限と所要時間付きで入れます。所要時間は実際より長めに置くのがコツです。
  2. 提案された予定に従ってみる:最初の1週間は手で動かさず、AIの組み方の癖を観察します。動かしたくなった理由をメモしておくと、後で設定を直せます。
  3. 締め切りと所要時間を直す:合わない原因は、たいていこの2つの入力にあります。予定の位置を動かすより、入力を直すほうが安定します。
  4. 継続を判断してから年払いへ:1か月使って手放せると感じたら年払いに切り替えます。返金不可のため、判断は慎重にしてください。

よくある質問(FAQ)

Q. 無料プランはありますか?

A. 無料プランはありません。7日間のトライアルがあり、申し込みにカード情報が必要です。期日までに解約しないと、選択したプランで自動的に課金されます。試す場合は開始日と解約期限を先に決めておいてください。

Q. 個人とチームで料金はどう違いますか?

A. 同じPro AIでも、個人は月49ドル(年払いで月29ドル)、チームは1席あたり月29ドル(年払いで月19ドル)です。1人で使うなら個人プラン、2人以上ならチームプランが基本になります。席は1・3・5・以降5単位のため、人数によっては余分な席が発生します。

Q. AIの予定を手で直したくなったら?

A. 個別のブロックは手で動かせます。ただし頻繁に直すと、AIが学習した前提と実際の予定がずれ、組み直しの精度が落ちます。まず1週間は提案どおりに動かし、合わない部分だけ「所要時間」と「締め切り」を修正するほうが、結果的に安定します。

Q. GoogleカレンダーやOutlookと併用できますか?

A. 外部カレンダーと同期して使えます。会議は外部カレンダー側で管理し、作業時間だけMotionに任せる使い方が現実的です。複数のカレンダーを同期すると、空き時間の判定が変わるため、最初に仕事用と個人用の扱いを決めてください。

Q. 年払いにしてから合わないと分かったら?

A. 年払いは前払いで、原則として返金されません。まず月払いで1〜2か月動かし、AIの組み方とクレジット消費に納得してから年払いに切り替えてください。解約は次回更新の前までに行う必要があります。

Q. ほかのタスク管理ツールと併用できますか?

A. 併用は可能ですが、おすすめはしません。タスクを2か所に置くと、どちらが正しいか分からなくなり、AIの配置も崩れます。移行するなら、進行中の案件だけをMotionに移し、完了したものは既存ツールに残す形が現実的です。どうしても併用する場合は、Motionを「時間の設計」専用に割り切ってください。

まとめ

Motionは、タスクを「いつやるか」まで決めてくれる点が他と違うツールです。期限と所要時間から空き時間に自動で配置し、予定が崩れれば締め切り優先で組み直します。カレンダー・プロジェクト・文書・予約リンクが1つに入っているため、ツールを行き来する回数も減ります。一方で、無料プランはなく7日間トライアルはカード登録が必要、年払いは前払いで返金不可、個人とチームで単価が違うなど、契約まわりの確認事項が多いのも事実です。まず月払いの個人プランで1か月動かし、組み直しの挙動に納得できたら年払いへ、チームで使うなら席数の単位を確認したうえでチームプランへ、という順番が安全です。年払いは割安ですが前払いで返金されないため、まず月払いで挙動を確かめ、納得してから切り替えるのが安全です。席の区切りと総額を先に計算しておけば、想定外の請求も避けられます。基本情報はMotionの紹介ページにまとめています。

主な参照元:Motion公式サイト(料金ページ・ヘルプセンター・利用規約)。料金と席の単位は2026年10月時点の情報です。



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