Google DeepMindが2026年10月16日、半乾燥地帯の作物研究機関ICRISATと組み、気候変動に強い高粱(ソルガム)の遺伝子地図を共同で作ると発表しました。あわせて育種の研究を支える人材の育成も行います。

何を作るのか
高粱の遺伝子情報をまとめた公開データベースです。研究機関が保有する4万4千点を超える種子資源を土台に、耐候性の高い組み合わせを見つけやすくします。成果は世界の研究者が利用できる形で公開する方針です。
なぜ高粱なのか
高粱は水が乏しい地域でも育つ穀物で、食用のほか飼料や燃料の原料にもなります。従来の育種は10年以上かかるとされ、期間の短縮が狙いです。
人の育成も含む
ICRISATでの博士研究員制度を3年間支援します。対象は高粱にとどまらず、ひよこ豆や落花生など他の作物にも広げる計画です。
編集部の見解
農業AIは、収量の予測より品種改良の設計で効きやすい領域です。日本では研究対象が限られますが、公開される遺伝子地図は品種改良の共通基盤になります。自社でデータを持つ企業は、Hugging Faceの公開モデルやClaudeを使った解析の可否を検討する価値があります。
my-best.ai 編集部
出典:Google DeepMind(2026年10月16日)
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