業務を役割に分けてエージェントを組み立てる|チュートリアル
チュートリアル / プロンプト・活用

業務を役割に分けてエージェントを組み立てる

マルチエージェントは、ツールを増やす話ではなく、手順を分ける話です。ここでは、1つの業務を書き出し、分けるべき工程を見極め、受け渡す情報の形式を決めるところまでを5つの手順にまとめます。

対象用語:マルチエージェント(Multi-Agent)形式:手順+確認ポイント更新:2026年10月19日
手

手順

  1. 業務を1つ選び、手順を書き出す

    普段AIに任せている、または任せたい業務を1つ選び、実際の流れを1行ずつ書きます。例外の処理も書き出してください。

    確認ポイント:手順が10行以内に収まるか(収まらないなら分割しすぎ)
  2. 「分けられる工程」に印を付ける

    集める、作る、確かめる、決めるの4種類に分類します。同じ種類が連続している部分は、分ける必要はありません。

    確認ポイント:印を付けた工程が2〜3個に収まっているか
  3. 受け渡す情報の形式を決める

    工程のあいだで渡す項目を、名前と順番まで決めます。空欄のときの書き方も決めておきます。

    確認ポイント:受け取る側が推測しなくても作業を始められるか
  4. 確認を入れる場所を1か所決める

    外部に出る、金額が動く、記録を上書きする。このいずれかに当たる工程の直前に、人の確認を置きます。

    確認ポイント:確認する人が10秒で判断できる項目になっているか
  5. 小さく回して、詰まった工程だけ直す

    最初は2つの担当で試し、同じ間違いが2回出た工程だけを分離します。分離したら、必ず同じ入力で比べます。

    確認ポイント:分ける前と後で、何が変わったかを1行で説明できるか
Q

つまずきポイント

担当が互いに矛盾する結論を出す
共通の前提が共有されていません。前提を最初の工程で1か所にまとめ、以降の担当はそれを参照する形に変えてください。
待ち時間が長くなった
受け渡しの回数が増えています。分ける必要のない工程を戻し、担当を2つに絞ってください。短い作業は、1つの担当のほうが速いことがほとんどです。
あわせて読みたい:用語の意味から確認したい場合は 用語一覧、基礎から順に学ぶ場合は チュートリアル「はじめての LLM 活用」、コピーして使える例文は プロンプト集 をご覧ください。

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マルチエージェント(Multi-Agent) の定義・仕組み・出典・プロンプト集はこちら。

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