ReclaimとMotionは、どちらもAIがスケジュールを組むカレンダーツールですが、担う範囲が違います。結論は、集中時間と休憩を確保する仕組みが欲しいならReclaim、タスクを期限に合わせて勝手に組み直してほしいならMotionです。

料金と提供形態の違い
無料枠の有無と、課金の読みやすさ
Reclaimは無料のLiteプランがあり、1ユーザーで基本的な自動スケジュールを試せます。有料はStarterが年払いで1席あたり月額10ドル(月払いは12ドル)、Businessが年払いで月額15ドル(月払いは18ドル)です。席を増やしても単価が変わらず、追加で発生するのは複数人の会議に参加する外部メンバー分の枠くらいで、費用が読みやすい構造です。
Motionに無料プランはなく、無料トライアルから始まります。有料はチーム向けのPro AIが年払いで1席あたり月額19ドル(月払いは29ドル)、Business AIが年払いで月額29ドル(月払いは49ドル)です。AIの処理量は月次クレジットで管理され、超過分は別途課金されるため、使い方次第で月々の費用が変わります。
| 比較項目 | Reclaim | Motion |
|---|---|---|
| 料金 | 無料あり、有料は1席年払い月額10ドル・15ドル | 無料プランなし、Pro AIは1席年払い月額19ドルから |
| 主な機能 | 集中時間・習慣・休憩の自動確保、会議の衝突解決 | タスクの自動配置と再計画、予約ページ、議事録 |
| 使いやすさ | 既存の運用を壊さずに導入しやすい | 計画自体を任せられる。全権を預ける心理的負担あり |
| 費用の読みやすさ | 席単価が固定で読みやすい | クレジット超過の別課金がある |
| AIの課金 | 席数に含まれる | 月次クレジット制、超過は別途課金 |
| こんな人に向く | 会議の合間の自分の時間を守りたい人 | タスクが溜まり計画を立てる余裕がない人 |
料金・プラン構成・搭載機能は変更が頻繁です。本記事は2026年10月時点の各公式サイトの公開情報に基づく整理であり、最新の条件は必ず各サービスの公式サイトでご確認ください。
機能と使いやすさの違い
何ができるかの違い
Reclaimの中心は、既存の予定を壊さずに守る仕組みです。集中時間の目標を設定すると週の空き時間に自動で配置し、繰り返しの習慣や会議の前後の休憩も確保します。タスク管理ツールとつなげて、締め切りに合わせた作業時間をカレンダーに置くこともできます。手を入れた範囲だけが変わるため、導入の抵抗が小さいのが利点です。
操作のしやすさの違い
Motionは、タスクを登録すると、AIが優先度と期限を判断して毎日の予定を組み立てます。予定が崩れたときも残りの作業を勝手に組み直すため、計画の手直し自体をAIに任せられます。予約ページや議事録機能も付いており、単独の道具として完結します。その半面、カレンダーの全権を預けることへの心理的な抵抗が生じやすい点は覚えておきましょう。
品質と向いている人の違い
仕上がりの持ち味
会議の多い日でも自分の時間を守りたい人にはReclaimが効きます。自動化の範囲を細かく制御できるため、仕事のやり方を変えずに導入できます。Motionは、タスクが溜まりがちで計画を立てる時間そのものが取れない人に合う設計です。優先順位の判断ごとAIに渡す分、計画の精度は設定の丁寧さに左右されます。
向いている人の違い
どちらもGoogleカレンダーとOutlookに対応します。社内の他のメンバーの予定との調整が多い職種では、あわせてチーム全体の設定の方針を決めておくと効果が出やすいです。
結論:どっちを選ぶべきか
まずは低い費用で自分の予定を守る仕組みを試したいならReclaimが向きます。無料プランで防衛の精度を確認してからStarterに上げる流れが自然です。逆に、タスクの再計画までまとめて任せたいならMotionが適します。トライアル中に1か月分のクレジット消費を観察し、実費の見当をつけてから契約するのが安全です。
比較記事の一覧には他の業務効率化ツールの比較もまとまっています。
よくある質問
Q. 無料プランだけで続けられますか
A. ReclaimのLiteは1ユーザーなら実用になります。Motionは無料プランがなく、トライアル後は有料が必須です。まずReclaimで様子を見る進め方ができます。
Q. Outlookにも対応しますか
A. 両者ともGoogleカレンダーとOutlookに対応します。対応の範囲や連携の深さは変わることがあるため、導入前に現在の設定で動くかを確認してください。
Q. チームで使う場合の費用はどちらが安いですか
A. Reclaimは1席あたりの単価が固定で読みやすい構造です。Motionはクレジットの消費が使い方に依存するため、トライアル中の実測で判断することをおすすめします。
まとめ
無料から始められるのはReclaimで、有料の入口は年払い月額10ドルです。Motionは無料プランがなく、年払い月額19ドルからクレジット制で動きます。判断は、守る範囲がカレンダーかタスクかで決まります。
編集部の見解
この2つは、自動化への信頼の置き方が違います。Reclaimは人間の判断を残した上で予定を補助し、Motionは計画そのものをAIに委ねます。後者は効果が大きいぶん、AIの判断に不服があれば都度直す手間が残ります。導入の最初の2週間は、自動配置された予定を毎日眺めて、方針を調整する時間を確保することをおすすめします。
また、Motionのクレジット超過課金は、複数カレンダーを登録すると増えがちです。登録するカレンダーを絞り、不要な同期を切っておくと費用が安定します。
my-best.ai 編集部
出典:Reclaim 公式サイト(Pricing)/Motion 公式サイト(Pricing)
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