Wonder Studioは、実写の人物を自動で検出し、その動きとライティングを保ったままCGキャラクターに差し替えるツールです。3週間、グリーンバックなしの短いカットで試しました。ロトスコープとライティング合わせが自動で済むという体験は、一度味わうと後戻りできません。
何が自動で解決されるのか
人物のマスク、骨格のトラッキング、映像の光源に合わせた陰影の付与。この3つが同時に走ります。手作業なら半日かかる工程が、アップロードと待ち時間だけで終わる。「合成の入口」を大きく下げたのがこのツールの功績です。
破綻しやすい場面
人物が何かに隠れる、複数人が交差する、手元がアップになる。こうした場面では輪郭が滲みます。また、カメラが大きく動くと背景との位置関係がずれやすい。ワンカット・一人・全身が映るという条件を守れるかどうかで、結果の差がはっきり出ました。
提供形態の変化に注意
このサービスは現在Autodeskの製品群に組み込まれており、単体での提供や料金体系は以前と変わっている可能性があります。導入を検討するなら、契約前に現在の窓口と条件を必ず確認してください。ここを見落とすと、記事や社内稟議の前提が古いままになります。
まとめ
個人が実写にCGを乗せる時代を開いたツールです。凝った合成には依然として専用ソフトと人手が要りますが、企画の絵コンテを動画で示す用途なら、これで十分すぎるほどです。
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