Splineは、インストールなしで使える3Dデザインツールです。1か月、製品紹介ページに埋め込む3Dオブジェクトの制作で使いました。モデリングからWebへの書き出しまで、ブラウザから出ないという体験は、従来の3Dソフトの常識を裏切ります。
Webサイトの部品として作れる
マテリアルを設定し、簡単なステート遷移を組み、埋め込みコードを出す。この一連が同じ画面で終わります。3Dを「コンテンツ」ではなく「UIの部品」として扱えるのが、このツールの本質です。ホバーで回る、スクロールで変形する、といった動きをコードを書かずに組めます。
不得意なこと
ポリゴン数の多いモデル、複雑なリギング、物理シミュレーション。ここは従来の3Dソフトの領域です。外部で作ったモデルを読み込んで見せ方を作る分には問題ありませんが、造形そのものを突き詰める用途には向きません。動作の重さはシーンの複雑さに比例するので、軽量化の意識は必要です。
料金と共同編集
個人なら無料枠でも試せます。チームでの同時編集、非公開リンクでの共有、書き出しの権利は有料プランで広がります。デザイナーとエンジニアが同じファイルを見ながら詰められるので、受け渡しのロスが減るのが実務的な利点でした。
まとめ
3D制作の入門ではなく、Web表現の道具です。重い3Dは作れませんが、サイトに動きと奥行きを足したいなら、これほど手早い手段はありません。
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