グルメ・旅行メディア(G社・仮称)は、画像の多いサイトです。テーマのリニューアル後、AEO診断で初めてalt属性の不合格が判明しました。同時に、AI Search Coverageが83%にとどまっていることもわかります。
診断でわかったこと(Before)
対象:グルメ・旅行メディア(G社・仮称)
altの判定条件は「img要素のalt属性設定率が80%以上であること」。リニューアルでテンプレートが刷新された際、装飾画像がaltなしで出力されるようになり、設定率が80%を切っていました。また、AI検索エンジンPerplexityBotがrobots.txtで拒否されており、botAccessも6.7点ぶん取りこぼした状態でした(総合82.8点)。
| 評価軸 | 点数 | 満点 |
|---|---|---|
| botAccess(AIボットのアクセス状況) | 63.3 | 70 |
| AIインフラ(llms.txt) | 7.5 | 15 |
| 技術(H1・canonical・alt・JSON-LD・lang) | 12 | 15 |
| 総合スコア | 82.8 | 100 |
| 評価ラベル | 良好 | |
| AI Search Coverage(主要6種の許可率) | 83% | |
改善施策
施策1:altなし画像を洗い出して一括補完する
診断ツールの詳細とテーマテンプレートを突き合わせ、装飾画像にはalt=””(装飾である旨を明示)を、意味のある画像には内容を示すaltを設定しました。アイキャッチは記事タイトルから自動生成するフィルタを追加し、今後の新規記事でもalt欠落が起きない構造にしています。
<!-- 装飾画像は空altで意味を明示 -->
<img src="divider.svg" alt="" />
<!-- 意味のある画像は内容を書く -->
<img src="ramen.jpg" alt="浅草の老舗店の特製醤油ラーメン" />
施策2:PerplexityBotを許可してAI検索の引用経路を開く
「AI検索に画像を引用されたくない」という理由で拒否していたPerplexityBotを許可に変更。Perplexityは画像付き回答でも引用元を明示するため、クレジット表記(©Gメディア)を画像ページ側に統一したうえで開放する方針に切り替えました。botAccess 63.3点→70点、Coverage 83%→100%です。
改善後の診断結果(After)
| 評価軸 | Before | After | 満点 |
|---|---|---|---|
| botAccess(AIボットのアクセス状況) | 63.3 | 70 | 70 |
| AIインフラ(llms.txt) | 7.5 | 7.5 | 15 |
| 技術(H1・canonical・alt・JSON-LD・lang) | 12 | 15 | 15 |
| 総合スコア | 良好 | 92.5 | 100 |
| AI Search Coverage | 83% | 100% | − |
再診断は総合82.8点→92.5点(最適)。alt一括補完で技術15点、PerplexityBot許可でbotAccess70点になりました。AIインフラ7.5点(llms-full.txt未整備)が次の改善ポイントです。
この事例のポイント
- alt判定は設定率80%以上。テーマ変更後は必ず診断で再確認する
- 装飾画像はalt=””、意味のある画像は具体的なalt。空欄は未設定と同じ
- 画像引用を避けたい場合は、PerplexityBot拒否ではなくサイト側の表記で統制する
関連リンク:検索引用型Bot一覧 / AEO診断ツールでalt率を確認 / robots.txt バリデーター
最新のAI情報をメールで受け取る
新着のAIツール比較・ランキング・ニュースを、まとめてお届けします。
ご登録後、確認メールをお送りします。配信停止はいつでも可能です。
