Kaiberは、テキストや画像から映像を生成するAI動画ツールですが、性格がはっきりしています。音楽を起点に映像を組み立てる設計になっていて、ビートや盛り上がりに合わせて絵を切り替える使い方が前提です。3週間、30秒から1分の楽曲に映像を付ける作業で使いました。
音があると生成の指示が変わる
曲を読み込ませると、映像の長さとタイミングが曲に紐づきます。プロンプトを書くというより、「どの段落にどんな絵を置くか」を決める作業に近い。絵コンテを切る感覚で、シーンごとにプロンプトとスタイルを割り当てていきます。この発想は他の動画ツールにはあまりないもので、MV的な用途では明確に強い。
待ち時間と試行回数のバランス
1本の生成にそれなりの時間がかかるので、思いつきで何十回も回す使い方には向きません。ラフを数本出して方向を決め、当たったら解像度を上げる。この順番を守らないと、待ち時間だけが積み上がります。スタイルの一貫性は、同じ参照画像と似たプロンプトを繰り返すことで保つのがコツでした。
料金と向き不向き
クレジット制で、無料枠のあとは月額プランになります。生成本数が増えるほど上位プランが必要になる素直な体系です。向くのは、MV、SNSのショート、イベントのオープニング映像。逆に、商品紹介のように正確な情報を伝える映像や、人物の演技を見せたい用途には向きません。
まとめ
「動画を作る道具」ではなく「音に絵を付ける道具」と捉えると期待値を外しません。曲が先にある人ほど、短い時間で納得のいく結果に辿り着けます。
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